えっぐおんらいす

あなたの人生にプラスになるかもしれない、ハッピーセット系ブログ

Netflixオリジナル映画『カーゴ』は地味だけど間違いなく面白い

かみけんです。

 

2018年も勢いが止まらない動画配信サービスのNetflix。2018年もオリジナル作品への莫大な投資を辞さないスタンスで、ブランドをどんどん確立させています。

→Netflixオリジナルに関する記事はこちら

http://kamikeninfo.hatenadiary.jp/entry/Netflixoriginal

 

そんなノリノリ絶好調のNetflixに加入して早くも1年半が経ち、僕も完全にNetflix信者と化しました

その最大の要因は、間違いなくオリジナル作品の充実さ。巨大なスクリーンで公開されるようなクオリティの作品に負けず劣らずのコンテンツを、スマホの小さい画面で観れるわけですからね。幸せ。

 

2018年も新作がどんどん生まれていますが、5月より新しく配信された作品がかなり良さそうな匂い。

ということで早速鑑賞したのですが、これまた新しい傑作がNetflixから誕生してしまいました。

 

その作品がこちら。『カーゴ/CARGO』でございます。

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『カーゴ/CARGO』とは

あらすじ

今作は、2013年にオーストラリアで公開された同名のショートフィルムを長編映像化したゾンビホラー作品です。

舞台はオーストラリア。ウイルスが蔓延り、ゾンビによって崩壊した文明の中、感染した父親が娘を何とか救うために、荒野をさまようサバイバルストーリーが展開されます。

 

キャスト/スタッフ

ウイルスに感染した父親のアンディ役を演じるのは、『シャーロック/SHERLOCK』や『ホビット』シリーズで人気を博したマーティン・フリーマン。

絶望的な状況の中、娘のために懸命に歩み続ける父親の姿を熱演しています。

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監督はオーストラリア出身の2人組であるヨランダ・ラムケベン・ハウリング。今作で間違いなく手腕を発揮しました。

 

 

 

感想

終始静かで地味だけど切ない

見覚えのあるような設定ではあるけど、ちゃんと新しいジャンルの映画なんだなと印象です。

ストーリーは最後まで大人しめで特に派手な展開はありません。グロいかって言われるとそうでもありません。

ホラー映画が苦手な人はまだ安心して観れる方だと思います。

 

主人公のアンディは感染し、すぐにゾンビになってもおかしくない状態。しかし彼には1人娘のロージーがいます。まだ赤ん坊の彼女をこんな荒野しか広がっていない絶望の世界に残すことはできない。

 

最後まで諦めない彼の姿には切なさを覚えますが、後味の悪さは決してありません

マーティンフリーマンの演技力の高さに、改めて驚かされました。

 

こんな人におすすめ

・ゾンビものが好きな方

『アイ・アム・ア・レジェンド』と非常に似通った部分があります。終末を迎え絶望に支配される世界、そして蔓延るゾンビ。世紀末ホラーが好きな人には持ってこいです。

 

・落ち着いたSF作品が好みの方

最近地味に増えつつあるサイレント系ホラー。この作品もそれらと同じジャンルに属します。静かで地味さは拭えないけれど、決して単純じゃない。

頭の中でしっかりと考察がしたくなる。それくらい深い内容の映画です。

 

・マーティン・フリーマンが好きな方

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から本格的にMCUに参戦。『ブラックパンサー』でも大活躍するなど、確実にハリウッドスターとして地位を確立したフリーマン。

『シャーロック/SHERLOCK』時代から彼にメロメロになった人たちは多いはず。僕は残念ながら見たことないけど。

今作では、今まで出演した作品とは違うワイルドな印象の彼を目に焼き付けることができますよぉ。

 

 

評論

人は時間に制限があれば必死に生きる、というより生きなければならない理由を見つける

アンディは感染し、自分がゾンビになることを決して避けられないということを理解します。

そしてそれは、彼に「もう時間がない」ということをこれでもかと言うほど、ストレートに突きつけます。

 

時間が限られた瞬間、人はどのような行動をとるのか。

この『カーゴ』にはそのような問いがあります。

彼の場合は、幼い娘がいた。もし彼が独り身であれば、すぐ死を選ぶか。絶望するか。どっちにしろ残された時間を有効に使うことはなかったかもしれない。(治し方を探すと言う考えはあるかも笑)

 

ただ娘をゾンビが蔓延る滅びかけの世界に残すことは絶対にできない。だから彼は、残りの時間を娘のために費やすことを決意します。

 

もしこれを、老齢により寿命を迎える自分自信にあてはめたとすると、自分は残りの時間をどう活用するか。

彼のように愛する人のため?それとも自分のため?

または何も考えず死を待つだけ?

 

おそらく前者2つを目的に、制限された時間を過ごすはずです。人間は生きる目的を常に見つけることが出来ると生き物である思います。それが例え、命を終える瞬間だったとしても。

 

いかに生きるかではなく、いかに死ぬか

 

 

この『カーゴ』には、そのようなメッセージが込められているのではないでしょうか。

 

 

結論・ゾンビに噛まれたらとりあえず泣くと思う

 

それでは今日はここまで!さようなら(^^)